「10年後の当たり前」を創る。私たちが「エネルギーの未来」に本気で向き合う理由。

こんにちは。執行役員の龍野です。
この採用サイトでは、私たちの新しい挑戦として「ドローン事業」や「テスラ パワーウォール」についてお話ししてきました。これらは、今ある課題を解決し、現在をより良くするための、非常に現実的で重要な事業です。
しかし今日は、それらよりも、もっと先の未来。 まだ実用化の途上にある**「ペロブスカイト太陽電池」**という技術に、なぜ私たちが本気で投資するのか。その理由をお話ししたいと思います。
これは、私たちの会社の存在意義(パーパス)そのものに関わる、大切な話です。
「今の最適解」だけでは、未来は守れない

私たちは、祖業である太陽光発電事業を通して、この国のエネルギーが抱える課題を、誰よりも深く理解している自負があります。
現在のシリコン系太陽光パネルは、素晴らしい発明です。しかし、それだけでは足りない。 設置には広い土地や頑丈な屋根が必要であり、重さや形状の制約から、設置できる場所が限られてしまう。
気候変動という待ったなしの課題を前に、「今の最適解」をただ繰り返しているだけでは、私たちが本当に目指す「サステナブルな社会」は、永遠に実現できないのではないか。
その強烈な危機感こそが、私たちの原動力です。
すべてを「発電所」に変える、革新の技術
そこで私たちが出会ったのが、「ペロブスカイト太陽電池」です。
この技術の革新性は、その圧倒的な特徴にあります。 「軽く、薄く、曲げられる」。 そして、従来のパネルが苦手だった、曇りの日の光や室内の光でも発電できる可能性がある。
これが何を意味するか、想像できるでしょうか。
これまでデッドスペースだった、ビルの壁。 街中のあらゆる曲面。 もしかしたら、あなたの着ている服やカバンさえも。 都市に存在するあらゆるモノが、「発電所」に変わるのです。
この技術が実用化されれば、日本のエネルギー事情は根底から変わる。 私たちは、その未来に心が震えました。 「サステナ」という社名を掲げる私たちが、この未来に挑戦しないで、一体誰がやるんだ、と。
未来への「種まき」を、今、始める責任

もちろん、これが簡単な道ではないことは、百も承知です。 実用化にはまだハードルがあり、事業として花開くのは5年後か、あるいは10年後になるかもしれません。
それでも、私たちは今、この技術に投資します。 なぜなら、「10年後の当たり前」を創るための「種まき」を、今始めることこそが、未来に対する私たちの責任だと考えているからです。
幸いなことに、私たちにはJ:COM事業や太陽光事業という、会社を支える強固な「土台」があります。 そして、ドローンやテスラ パワーウォールという、直近の「収益の柱」があります。
この安定した基盤があるからこそ、私たちは、目先の利益だけにとらわれず、本気で「未来への種まき」に挑戦できる。 これこそが、大企業にも、スタートアップにも真似できない、サステナだけの最大の強みです。
あなたは、何のために働きたいですか?
「今日」の仕事に、真摯に向き合うこと。 「明日」の事業を、確実に軌道に乗せること。 そして、「10年後」の未来を、本気で仕込むこと。
サステナは、そのすべてに、同時に本気で挑戦する会社です。
もしあなたが、単に「今日の仕事」をこなすだけでなく、自分の仕事が「未来」に繋がっていると実感したいと願うなら。 その大きなビジョンに、少しでも心が躍るなら。
ぜひ、私たちの話を聞きに来てください。 一緒に「10年後の当たり前」を創る、未来の仲間を待っています。
